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夏の風物詩
9月に入りました。
暦の上でも気象学的にも9月は秋となっていますが、まだまだ暑い夏が続いているようです。
夏の風物詩の一つである、夜空に打ち上げられる花火。
今年もたくさんの地区で花火が打ち上げられています。
そんな花火の歴史を知っていますか。
日本で初めて花火が打ち上げられたのは、江戸時代だったそうです。
1733年5月28日に隅田川で行われた水神祭で打ち上げられました。
この花火が打ち上げられた背景には、大飢饉や疫病の流行があったそうです。
そのころ、記録的な飢饉「享保の大飢饉」とコレラ(感染性の強い急性下痢症)の流行で多くの死者が出ていました。
死者の供養と悪疫退散の意味を込めて花火を打ち上げたのが、有名な「隅田川花火大会」の起源です。
その後、江戸の川開きの定番行事として、花火大会は広く行われるようになりました。
こういった歴史があり、今では、打ち上げ花火は見る人の心を虜にする日本の大切な伝統文化になっております。