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熱中症特別警戒アラート

7月頭に熱中症についてのブログを掲載しましたが、本格的に暑くなってきました。

 

近年、気候変動等の影響により、国内の熱中症による救急搬送人員は毎年数万人を超え、死亡者数も高い水準で推移しています。

 

この状況を踏まえ、環境省と気象庁が共同した「熱中症警戒アラート」が令和3年度から運用されています。

 

熱中症警戒アラートは、危険な暑さが予想される場合に、暑さへの「気付き」を促し熱中症への警戒を呼びかけるものです。

府県予報区等内の暑さ指数※情報提供地点のいずれかにおいて、日最高暑さ指数が33以上となることが予測される場合に前日17時頃又は当日朝5時頃の1日2回発表されます。

 

令和6年(2024年)4月からは、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが新たに創設されました。

それぞれの都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点において、翌日の日最高暑さ指数が35以上となることが予測される場合に前日の午後2時に発表されます。

 

熱中症特別警戒アラートが発表される場合は、過去に例のない危険な暑さが予測され、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。

そのため危険な暑さから避難するための場所として、市町村長は「クーリングシェルター」を指定できることになりました。

クーリングシェルターは熱中症特別警戒アラートが発表されている期間中、一般に開放されます。

 

熱中症警戒アラートは、環境省熱中症予防情報サイト、個人向けメール配信サービス、環境省LINE公式アカウントで情報提供がされています。

 

熱中症警戒アラートを活用して、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日は、できるだけ暑さを避け、水分・塩分の補給をしっかり行うなどの対策をしていきたいと思います。

 

 

※暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度): Wet Bulb Globe Temperature)は、気温に加え、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標。乾球温度計に比べて太陽光や路面からの輻射熱による温度の上昇や湿度による冷却熱の影響をより正確に反映できる。

 

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